昨年11月から取り組んでいた大きな仕事が無事に終わりました。
この仕事はわたしにとって挑戦で、数か月間、毎日が必死でした。アドレナリンが出まくっていました。
その仕事の実施期間中は、自宅から800km以上も離れた土地のビジネスホテルに3泊4日で連泊しました。食事はいつもの3割程度で満腹というか喉をとおらず。起床時間が早いので、はやく寝なくちゃ!と思うのに、興奮して眠れず、眠ったと思うと1時間ごとに目が覚める。日中は大きな緊張の中、仕事に取組み、疲労困憊なのに夜になっても眠くならない日々。
自分で、こんな自分がいたのかと感心しました。
途中アクシデントもあり、心細くなった時には友の声に励まされました。弱り切ったそのときに、そのタイミングにその応答にその存在に、心から助けられました。
自分には素晴らしいつながりがあるんだと思い知りました。
仕事をやり終えて、家に戻ると家族が温かく迎えてくれました。
挑戦できた、この環境すらもありがたく感じました。もうこうなってくると目にするもの何もかもに対して心が震えます。
無事に終えたことをリカレント課程の大学の先生にメールで伝えました。準備段階から相談に乗ってくださっていたその先生からは「一皮むけましたね」と返信がありました。
あぁ、そうか。
この数か月、青春のように夢中で走りました。これこそが一皮むける経験だったのかと。「一皮むける経験」に関する本も読んでいたのに
・仕事で「一皮むける」 (光文社新書) 金井 壽宏
・女性リーダーが生まれるとき 「一皮むけた経験」に学ぶキャリア形成 (光文社新書) 野村浩子
自分の身に起こったことが、まさに成長の過程だったと知覚したことで、自分で自分にOKを出そうと思いました。
よく、やりきった。