主婦が働くことについて焦るブログ

アラフォーおかん、学び直しの理想と現実

単身赴任でしる自分で選択することの大きさ

※これは1年以上前の下書きを公開したものです※

 

配偶者に転勤辞令がおりて、単身赴任になりました。

転勤辞令自体は慣れたもの?のはずなのですが、これまでずっと家族帯同していたので、単身赴任の選択を初めてしました。

この内示から夫の転居までの1か月ほどの準備期間わたしは大変動揺しました。

 

結論から言うと、一番大きな理由は、現在の居住地が夫の実家のそばの土地だということだったのだと思います。これまでの転居はなんだかんだと、都道府県が定められる程度で、わたしたち自身で、というよりわたしが(子どもにとって最適な居住地はどこなのかを主にして)選択してきたんですよね。

夫の実家のそばにすむ、というのは、選択というよりyesがあるかnoがあるか、だけだったな、と。

仲が悪いとかいうわけではないです。どこに住むかということを複数の選択肢から選んできた中で、今の居住地は選択をしていないということです。yesしかなかった。

 

で、夫がいなくなった今、自分の居住地に意味が感じられないことが動揺の一番の大きな原因だったな、と。

夫がいるからここに住んでいるというのが理由だったのです。

わたしにとって引越というのは、いつも言語や文化が大いに揺れて自分自身がぐらぐらとするのを感じながらぐっと足を踏ん張る作業なのですが、今回夫がいなくなるということは、(自分自身に動きがないはずなのに)大きな転機なのだなと驚きました。

 

転機と言えば、

  • 予期したことが起こる(就職・結婚・出産など)
  • 予期しなかったことが起こる(死別・失業・病気など)
  • 予期したことが起こらなかった(結婚できない・妊娠できない・昇進できないなど)

などがあるようですが。

今回のわたしでいうなら、どれだろう。夫に転勤の辞令がくることはまぁ予期できていたものの、夫がいない状態で子育てや仕事などの生活に取り組むということまで想像できていなかったんだなぁ。

準備不足ですね。

 

春休みの考察

職場に連休の希望を出して、春休みを過ごした。

本当は勉強会に参加するつもりで休みを取ろうとしていたのだが、参加できず。夫の単身赴任先に遊びにいくことに。

 

 

いつも何か詰め込んでいたわたしからすると勉強や研修でないお休みというのは、とてつもなく贅沢。

何よりスーツケースに本を入れなかったのはとても珍しいことだった。焦らないことを目標にしたからか?その時には気づかなかったけれど、本は入れなかったというのはいつもの自分と違う。結局読めなくても、本はいつも入れているのに。

本を読まないことで気づいたのだが、長距離移動は自分のことを考えるのにとても適した時間だな、と。普段すれ違わない人とすれ違うことは、自分を客観的に見るチャンス。

自分のことは自分が知っているはずだけど、

自分のことは自分ではわからない、ということを知る。

 

今回の移動に、本を持たなかったが、ノートパソコンを持って行ってレポートは作成した。わたしにとって、インプットはしなかったがアウトプットはした、ということ。

 

あちらこちらでベビーカーを押す人や子どもをあやす人々を見ながら、自分の子どもが手を離れつつあるということをしみじみ感じてしまった。まぁ子がひとり成人したといっても学費など金銭面ではまだ大きな存在だし、他にも成人していない子がいるのだけれど。

 

*****

 

少し前の日経で、若手はリスキリング迷子という記事があった。学び直しだ・リスキリングだ・キャリア自律だとか言われて「何を学べばいいのかわからない」のだと。この記事ではっきりと感じたが、私は子どもを産んでから専業主婦をはさんだ氷河期世代なので、現在子育てしている多くのワーキングマザー(産休育休を使ってブランクのない方たち)とはまったく別の人種なのだな。

周囲が何かやっているから自分も何かやらなくちゃと焦るのかしら。

それとも今は選択肢が多すぎて決められないということなのかしら。

またはコストパフォーマンスやタイムパフォーマンスを重視することで、学んだ結果が「失敗」と感じるのが不安で選べない、ということなのかしら。

自分で自分のキャリアについて考えるというのは、まったく興味がないよりはいいと思うのだけれど。

節目ではないときは、ドリフトでいいのだと私の好きな金井壽宏さんが書いていたことを思い出す。

 

リスキリングやリカレントは嫌われているらしい。

先日、泊りで研修を受けに行ったのは、関西が誇る観光地。久しぶりの街の様子はすっかり旅行客であふれていた。

2年前にはこの観光地を独り占めのような気持ちで歩いのだけど。もちろんお店はどこも閉まっていたが。

 

そして、1年前には。私は大きな仕事を抱えて景色を眺める余裕もなくこの駅を通った。リカレントの修了発表も控えていて、これの準備にも目が回りそうで。あのものすごい時間から1年たったのだな、と思い返した。

 

 

国会答弁で「育休時期にもリスキリングを」、と岸田さんが言ったとかいうニュースがあった。

 

 

わたしの目に入ってきた主なコメントは

1.睡眠も満足に取れないのに勉強をしろだなんて、

2.育休は休んでいるんじゃない、

3.それは男性の育休がMBAのための期間になるのでは?

とかなんとか、とにかく批判が殺到しているらしい。

 

新生児期だけを取り上げたコメントはなんだか冷静ではないなと思うけれど、若い方たちが追い詰められるように感じるのはよくないですね。

 

リスキリングやリカレントが、真新しい流行ワードとして取り上げられてしまったようで残念。挙句、このようにネガティブなニュースでキーワードが世の中を駆け巡ることも残念。

 

この「残念」は私のどこからわいてくるのかを考えてみたら。

自分自身が、子育てしながら転勤帯同しながら正社員で働きながら資格を取得したこと(リスキリング)や、半年間の大学に通ったこと(リカレント)をとても誇らしく感じている、ということだった。

 

余裕はないが、無理ではない

 

というのが私のリカレントやリスキリングに対する考え方。

必要だと感じた時に、支援があるのはとてもいいことだと思う。そして自分がリスキリングしたいとかリカレントを受けたいと思ったときに、どのような支援があるかを知っているのは非常に大切なこと。

 

ネガティブなニュースではあったけれど、

支援があるらしい、ということが伝わるのならば、このニュースは成功だったということなのだろうか。

 

育休中に限らず、どなたにも受けたいと思った人に、というニュアンスが不足していたのだろうと思う。

 

来年度には厚生労働省がキャリア形成・学び直し支援センターを創設するらしい。

いい会社が入札に勝っていいサービスを提供してくれるといいのだけど。

記録を付けるのは自分のため

今日は、予定のない日。

 

 

年末年始にわたしは大いに決意をした。もう詰め込んだり焦ったりしない。

焦って詰め込みそうになった時は

「焦ってるのね、詰め込みたいのね」と自分に声をかけることにした。

 

焦るブログですが、焦らないブログに変えようかしら。

 

 

さて。確定申告のために、去年の書類を整理しようと何となく考えていたのだけれど。あいにく気分がのらない。

(気分は自分でつくるのだ!)

 

ウォーミングアップに、子どもたちの書類を整理しようと書類スタンドを取り出した。ら、思った以上に普段から管理されていて、捨てるものはあまりなかった。

それよりも、中高一貫校に通う子どもたちの入学からの成績や、思い出写真をざーっと見返すことになり、ものすごい成長を感じてしまった。

普段から、さんざんこの人たちの未来をまぶしいと感じているのだけれど。これでもか、これでもか、という感じ。

 

そんな中、書留で書類が届く。

書留?そんなものが届くあてはないのにな、と受け取ってみたら昨年末に受講したとある研修の修了証だった。

ずいぶん立派だし、わざわざ書留で送ってくださるのだなぁ、いつかこの資格価値が高騰でもしたらうれしいけれど。はい、不謹慎。

 

でも届いた修了証をみて、はっと気づいた。

2022年を振り返る作業の中で「何もしていない」と思っていた期間、これを受講していたということか。

自分の頭で振り返る作業のなんとザルなことか。

 

手帳にも確かに、この研修スケジュールが組まれていたわけで。このブログに書いていたしょうもない記事も、日々の暮らしが積み重なっていくわけで。領収書を整理することも取り組んだ仕事が見えるはずで。

自分で思い返すには、私の記憶力はあまりに残念な仕様なので、今年は、記録というものを、自分のために、何かの形でつけようと思う。

ブログ?

ノート?

手帳?

人はどうやってつけてるんだろう。

気になるリカレント見つけたのでご紹介。

最近、下書きばかりがたまってしまうのだけど。

書きたいことはたくさんあって、でもまとめられないし、まとめるための時間もうまく捻出できない。

昨日は9時30分から16時30分までの長時間オンラインセミナーに参加。夕方以降にあれもこれもできると思っていたけれど、セミナーが終わると反省点もたくさんあって気持ちも切り替えられなくて、そう思うと体が重く、とてもスーパーにいく気力がわかなかった。

家にあるものと乾物とで適当な食事はできたけど、食べたいものではないから、「楽しむための食事」ではなくて、「生きるためのエネルギー」って感じ。こういう食事は本当によくないと思う。でも、楽しむための食事を用意するためには、余白がいるんだよなぁ。平日は生きるための食事だから、週末くらいは楽しみたいのに。

 

以前、ちょっと検索しただけでもリカレントたくさんでてくるよ、と書いたのだけど

funecareer.hatenablog.com

 

 

最近見つけたリカレントは、こちら。

筑波大学のリカレント。

 

www.human.tsukuba.ac.jp

 

「女性のためのオフィスワークDX推進プログラム」うーん、なんとなくひっかかるのはなぜなのか。このもやもやの正体は何だ。

 

募集期間は9月19日までですよ。

焦るブログが1年経過したことと、自分の読書の浅さについて。

はてなブログを書き出して1年が経っていた。

書き始めたきっかけはリカレント教育を受けようと、準備を始めたことだった。

 

funecareer.hatenablog.com

 

 

リカレントが終わってからのブログは日記ばかりになっている。書きたいことはいくつかあるのだけれど、言葉にするのがまだ難しい。

 

さて。

家の中で本棚(と本棚の様を呈しているラックとスタッキングシェルフ)は計3か所。

ふと読み返そうと思った本がなかなか見つからない。探し物をする時間が本当に嫌い。どこに置いたのか。最後に読んだのはいつか。誰かに貸したということはないか。

いろいろ考えるが見つからない。

まだしっかり読み込んでいないと思う本はカバーをかけたままにしがちなので、カバーをかけたままなのか?と一つずつ外してチェックするがやはり見つからない。

 

と、目的と違う本が出てきて、パラパラとめくって読みふけってしまった。最初のほうは印象に残っていたのだけれど、どんどん知らない話が出てきて、まるで「有名であらすじは知ってるけどやっと図書館で借りた本」ぐらい新鮮な気持ちで読んでしまった!

 

最近、本が頭に入りにくい。

そりゃそうだ。読み込みがたりないし。使ってみることもしてない。入力ばっかり出力なし。整理しないから、引き出すこともできなくて。

最近、ほしいと思った本をどんどん買うようにしているけど、そのうちどれだけわたしに取り込まれているのか。

買って満足しているだけじゃないのか。

 

一度読んだら、パソコンやスマホのように「わたし」にその知識が取り込まれたらいいのに。わたしver.2.03とか。

うーん、思案せずに月1万円まで本を買っていい自分ルールをつくったけれど。新しい本を買う前に1冊古い本を読み返すというルールを新しくつくるほうがいいかもしれない。欠けているのは精読とか熟読。

 

在宅勤務について考えるアラフォー。

暑い日が続いています。

強烈な日差し、いざ出勤と思うと滅入ります。勇気がいるというか。わたしの場合、この勇気の発動を具体的に考えると、

  • 日焼け止め塗るのが面倒
  • 日傘が荷物になる
  • 汗が噴き出したら勤務開始前に整えるのが面倒
  • 暑い通勤路と寒いオフィスで調節するためのコーディネートを考えるのが面倒

といったところでした。かといって在宅勤務がしたいとは思わないのですが。(ちなみにわたしの主な職場も副業先も、わたしのポジションに関して在宅勤務を進めていくという動きはない。)

もしも選べたらどうでしょう。確かに便利。

 

在宅勤務を希望する人が増えているようです。コロナで加速した働き方ですね。

もともとオフィスに勤務してパソコンや電話を使って作業し、仕事内容によって客先に出向いていた人が、在宅勤務することは難しくなさそうです。

メインが対面作業、人に直接的に接する(たとえば必要なケアを提供するなどの)サービスに従事する人は在宅は難しいですよね。

 

 

では、今仕事をしていない人が「在宅勤務したい」と思った時にできる仕事は何か。

もともとオフィスで勤務していた人が、在宅に移行するのでもこれだけ摩擦を生んでいるのに(本当に仕事しているの?と見張られるとか、在宅することで隠れ残業というか就業時間自体が伸びているとか、コミュニケーションが取りづらくエンゲージメントが下がりやすいとか)、今仕事をしていない人が、在宅で「お仕事を頼みたい」と求められる場面ってどんなものなんでしょう。

 

たとえば、デジタル分野でコーディングやWEBデザインなどする人はできるのでしょうか。スキルがあればできるかもしれない。でも雇用じゃなくて請負になる可能性が高そうです。

では、簡単な軽作業を自宅でする?それはいにしえからの内職ですね。時間給ではなく製作した数できまるやつ。低賃金の代表的なものだと思います。一つ一つが高単価だとしたら、それはその人にしかできない、専門的なもの・芸術的なものという付加価値がついているものですよね。

少しパソコンができる人ならデータ入力とか希望するでしょうか。データは人がやるとミスが発生しやすいから、ただ転記するだけならコンピューターが読み取ってくれるほうが確実でしょうね。休憩時間もいりませんし。

コールセンターや秘書機能というか、発信や受信というのもあるでしょうか。たとえば、苦情を受ける、商品の受発注、取り扱い説明に関するもの、もちろん販売。とはいえ、家で子どもを見ながら、と考えている人には難しそうですね。通話内容が平穏でなくなったときにSVや先輩など頼れる機能がないのは不安かもしれませんね。

WEBライターは人気があるのでしょうか。自分の書きたいものではなく、求められるものを書く作業。時間給ではなく一文字いくらとなるのでしょうか。一目では判断の難しい文章を操る力というか、整える力というか、能力があるという自分のPRも難しそうですね。これができるひとは、ライティングの仕事も来るのだろうと思います。すなわち、自分は何ができるのかを、わかりやすく言葉に表現してそれを文章化して、相手に誤解なく伝えられる人。平易な文章を安く受けてから、少しづつ自分の得意な分野や興味ある分野の仕事を増やしていくということが必要でしょうか。好きでないと難しそうですね。

 

まとめ。

在宅で仕事したい、と思った時。すんなり始められる人もいるでしょうが、なかなか難しい人が多いのではないでしょうか。そんなときリスキリング・学び直しが一つの手段になるのじゃないかな。日経の「公務員学び直しオンラインで」「(子どもの数が減る時代に)学ぶ大人で穴を埋める」「シンガポール学び直し2.0」の切り抜きを読んで。