気づけば年末。
今年最後の大学の授業がおわりました。まだ明けていない中、駅へ向かう自分に、よくやるなーと思ってしまいました。提出課題やオンデマンドはいろいろ残っていますが、通学は終わりが見えてきた感じです。
ちなみに仕事はあと2日残っています。家の掃除は・・・どうなるんだろう。
家のこと、といえば。クリスマスのことをすっかり失念していました。
クリスマスには手の込んだディナーを用意しなくてはいけない、と思っていたころもあったのですが。
とうとう今年、24日の金曜日には「今週もなんとか1週間、体がもった!」と思っただけでクリスマスということに気づきもしなかったです。
味気ないのが申し訳ない気持ちになり、25日の土曜日の夕食のリクエストを確認すると、手巻き寿司となりました。和食です。チキンやローストビーフなど洋な彩の食卓とはかけ離れていますが、まぁそれぞれです。我が家らしいともいえます。
クリスマスプレゼントもなく。
クリスマスケーキももちろん予約はしておらず、サーティーワンを各人の好みで買い求めました。
台を組み立てて乗せるつもりでしたが、家族そろって食べられないので、結局は台に乗せるまでもなく、各自がそれぞれのタイミングでデザートを食べました。
子どもが幼かったころの、大きなツリーのある景色や、ごちそうや手作りケーキ・シャンメリーの音といった食卓はもうはるかかなたです。
俵万智さんが「最後とは知らぬ最後が過ぎてゆく その連続と思う子育て」と短歌を書かれていました。
上の子は食物アレルギーがあってイベント時にはいつも手作りケーキを作っていました。初めて食べられたケーキやアイスにはいちいち感激しました。
見返すと写真もあるはずですが、そういえば、最後に食べた手作りピザや手作りケーキはいつだったのでしょう。
上の子は、18歳成人の最初の子です。最後とは知らぬ最後がたくさん過ぎていきました。ありきたりですが、当たり前の幸せに気づく余白が必要です。
今年は本当にいろいろと詰め込みすぎました。
来年は余白を持つことが目標です。