すっかり風が冷たくなりました。
リカレントを受験していたときは、蝉の鳴き声がしてとても暑かったんです。季節が移り替わったんだなぁと感じました。
先日、職場での報告書作成のタイミングのこと。
いつものお決まりな書き方のあと、数行だけ分析の授業で習ったことを使ってコメントしました。「肌感覚」ではない、確からしさが示せると思って。ですが、下書きをみた先輩は眉をひそめて、なんなのこれ?意味ある?はっきりいってわからない。来月の書類書くときどうするの?こんなの本部がやればいいことじゃない、など散々な反応でした。
私:難しいことが書きたいのではなくて、こういう傾向があるなということを、感覚じゃなく示したんです。これは有意な差があります、これは差がありません、と書きたかっただけなんです。
先輩:必要ないと思う。
私:はい、わかりました。
で削除。
学び直し、アウトプットするにも工夫が必要です。
しばらく落ち込んでいたのですが、クラスメイトに「さっそく分析使ってみたけど上手くいかなかったよ」と言ったら
「さっそく使ってみて、すごいね!」とか、
「ひとつのきっかけなのにね、そんな風に芽を摘まれるっていうのが現実には多いのかもね」とかって声をかけけてくれます。
あー、そうだな、こういう人たちの集まりなんだよな、と沁みました。
ちなみに職場では学び直しについて公表していません。クラスメイトでも会社に伝えている人と伝えていない人は分かれている様子。
言わない派は「ふーん、意識高いんだね」と言われそう、とのことでした。私も好反応は望めないなと感じます。
向かい風なのは、それだけ学び直しが当たり前じゃないってことですね。当たり前の世の中になるには時間がかかります。